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「捨てられない」をどう乗り越える?遺品整理での感情との向き合い方 その気持ちは、決して間違っていない

カドリー株式会社の木和田です☆

昨日のお昼過ぎから雨模様でしたが、本日はもう降りそうにありませんので頑張って今日を乗り越えましょう☆

さて今回は遺品整理をする際の感情・心構えの部分をお伝えいたします。

遺品整理の際に多くの方が直面するのが、「どうしても捨てられない」という感情です。
手に取るたびに思い出がよみがえり、まるで故人とつながっているような気持ちになってしまう。

だからこそ、「モノ」を手放すことが「思い出を失うこと」に感じられる方も少なくありません。

けれど、その“捨てられない”という気持ちに向き合うことは、遺品整理を進めるうえで避けては通れない大切なプロセスでもあります。
今回は感情との向き合い方や、「手放すこと」の意味について一緒に考えてみましょう。

「捨てる」ことは「忘れる」ことではない

多くの人が勘違いしがちなのが、「捨てたら忘れてしまうのではないか」という不安です。
しかし遺品を手放すことは、故人を忘れることでは決してありません。大切なのは、「何を持ち続け、何を手放すか」を自分なりに選ぶことです。

遺品すべてを残すことは現実的には難しい場合が多く、収納スペースや生活への影響を考えると、どこかで区切りをつける必要があります。
その中で、「この品だけは手元に残したい」と思えるモノを選ぶことが、“想いを引き継ぐ”ということなのです。

 

 

手放す前に「一度立ち止まって、記録する」

どうしても捨てられない品に出会ったときは、いきなり処分せずに、一度立ち止まってみましょう。
たとえば、写真を撮って記録として残す、思い出やエピソードをノートに書き留めておくなど、モノとは違う形で“記憶”を保存する方法があります。

今はスマートフォンでも簡単に写真やメモを残せる時代です。
物理的には手放しても、心の中に記録があれば、いつでも思い出すことができます。

 

 

無理に捨てようとしないで、「保留」も立派な選択

遺品整理は、必ずしも一度で終わらせる必要はありません。
どうしても気持ちの整理がつかない場合は、無理に捨てようとせず、ひとまず「保留」するという方法もあります。

専用の箱にまとめておく、一定期間だけ保管してから改めて見直すなど、自分のペースで進めることで、少しずつ気持ちに変化が生まれることも。
“今は手放せない”という自分の気持ちを認めることも、感情と向き合う大切なステップです。

 

 

「供養」という形で気持ちに区切りを

「捨てる」ことにどうしても抵抗がある場合は、「供養」という形でモノに感謝を伝え、手放すという選択肢もあります。

仏具や写真、手紙、衣類など、故人とのつながりを強く感じる品は、お焚き上げやお寺での供養などを通じて“丁寧に手放す”ことで、心に区切りをつけることができます。
こうした儀式的なプロセスが、気持ちの整理を後押ししてくれることも多いです。

 

 

思い出を「受け継ぐ」ことを意識してみる

遺品整理は、単にモノを処分する作業ではなく、「思い出を次の世代にどう受け継ぐか」という視点を持つことで、心の整理が進みやすくなります。

たとえば、故人が大切にしていた品をリメイクして使う、お子さんやお孫さんに譲る、語り継ぐなど、何かしらの“受け継ぎ方”を見つけることで、遺品は「ただのモノ」ではなく「生きた記憶」へと変わっていきます。

 

 

最後に“手放すこと”は“前を向くこと”

「捨てられない」という気持ちは、故人への深い愛情や思い出の証です。
だからこそ、無理に捨てようとせず、時間をかけてゆっくりと向き合うことが大切です。

そして、どんな形であれ「自分なりの整理の仕方」を見つけることができれば、それが心の区切りとなり、新たな一歩を踏み出す力になります。

当社では、単なる整理作業だけでなく、ご遺族の想いに寄り添いながら、丁寧にサポートすることを大切にしています。
「捨てられない」その気持ちに、一緒に向き合ってみませんか?

御見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。