お知らせ | 福山市でゴミ屋敷片付け、不用品回収、遺品整理なら「カドリー」にお任せください。空き家片付け、粗大ゴミ・引っ越しゴミの処分、家具家電の回収処分まで承ります。福山市の遺品整理専門業者として、みなさまの整理をお手伝いします。

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空き家整理を行わないと起きてしまうリスクとは?

カドリー株式会社の木和田です。

8期目がスタートしましたが早速多くの御見積りのご連絡をいただいております。

出来る限りお客様のご要望に沿ったお仕事をして参ります☆

さて、今回はタイトルに書いてあるように空き家になっているお家を整理・片付けをしないで放置した時に起こりうるリスクについてお話しできればと思います。

親から相続した実家だが、遠方に住んでいるため誰も住まなくなってしまっている。
「今は忙しいから…」「帰省した時に片付けよう…」と放置していませんか?
空き家は“ただの空間”ではありません。使われないまま放置された住宅には、思いのほか大きなリスクが潜んでいます。

 

  1. 老朽化による危険性

空き家は、住んでいないからといって劣化しないわけではありません。
むしろ人が住まないことで劣化スピードは早まるのです。なぜか?↓

・換気がされず湿気がたまり、カビや腐食が発生
・水道管や電気設備が老朽化して漏水・漏電の恐れ
・瓦や外壁の剥がれ落ちによる事故のリスク

数年放置すれば、修繕では追いつかず、最終的に解体しか手がなくなる場合も。安全面での責任を問われるケースもあります。

  1. 防犯・火災などの治安リスク

空き家は不審者にとって格好の標的です。

  • 放火・不法侵入・窃盗の温床に
  • ゴミの不法投棄、野良猫や害虫の住処になる
  • 子どもの遊び場になり、事故が起こる危険性

万が一事件や火災が発生した場合、管理者責任を問われる可能性もあります。

空き家での火災は、全国で年に2,000件以上(※消防庁統計)発生しており、決して他人事ではありません。

  1. 近隣トラブルの発生

空き家が原因で、近隣住民との関係が悪化するケースも少なくありません。

  • 草木が伸び放題で景観を損ねる
  • 落ち葉や枝が隣家の敷地に入り込む
  • 害虫・動物の発生源になる

近隣から市区町村へ苦情が入り、行政指導や強制措置(特定空家の指定)を受けるケースもあります。

  1. 固定資産税の負担

誰も住んでいなくても、空き家には固定資産税や都市計画税がかかり続けます
さらに2015年に施行された「空家等対策特別措置法」によって、適切に管理されていない空き家は「特定空家」に指定されると、固定資産税の優遇措置(住宅用地特例)が解除され、税額が最大6倍になることも。

使っていない家に高額な税金を払い続けるのは、大きな負担です。

  1. 売却・賃貸の価値が下がる

「いずれ売ればいい」と思っていても、放置された空き家は劣化し続けるため、資産価値はどんどん下がっていきます

  • 買い手がつかない
  • 修繕コストが上がり、売却費用を上回る
  • 賃貸化しても住める状態ではない

売るに売れず、貸すにも直さなければいけない
結果的に、「負動産(=負担となる不動産)」と化してしまうのです。

  1. 相続人への負担が増える

今は問題が起きていなくても、その空き家を子ども世代が引き継ぐことになります。
適切に処理されていない空き家は、“相続トラブル”や“遺産放棄”の原因にもなりかねません

  • 兄弟間での所有権の争い
  • 解体や売却費用の負担
  • 登記の未整理による手続きの混乱

放置期間が長いほど、法的手続きや費用も複雑化していきます。

まとめ:放置=「時間の経過とともに損する」状態

空き家を放置しても、自然と状況が良くなることはありません。
時間が経てば経つほど、「お金・手間・責任」が大きくのしかかってくるのです。

「今は使わない家だけど、どうすればいいかわからない」
そんなときは、まず現状の確認と小さな整理から始めることをオススメします
片付けや清掃、登記の確認、不動産としての価値診断など、できることはたくさんあります。

“いつかやる”ではなく、“今ならまだ間に合う”うちに、空き家の整理を始めてみてはいかがでしょうか。

御見積りは無料です。お気軽にご相談ください☆