私たちがお片付けを作業をする際に見た、感じた5つの事柄☆
カドリー株式会社の木和田です☆
今週から梅雨に入りそうな週間予報ですね、雨はあまりテンションが上がりにくいと思いますが今日から頑張っていきましょう☆
本日は実際に弊社が7年間片付けに関する業務をしている中でのあるあるや感じた事を5つご紹介いたします。
今片付けに悩んでいる方、またご家族やご近所に気になる方がいるという方も、ぜひ参考にしてみてください。
1. 玄関が開かない!通路がふさがっている
まず多いのが、「玄関が開けられない」「足の踏み場がない」といったケースです。
新聞紙、チラシ、段ボール、買い物袋などが積み重なり、玄関ドアを開けた途端に物が崩れてくるということもあります。
通路がふさがってしまうと片付けが物理的に難しくなるだけでなく、火事や地震などの緊急時に非常に危険です。
片付けの際もまずは搬出経路、通路の確保のために動線部分を片付けたりします。
2. 食べかけのゴミの混在がそのまま放置されている
現場でよく目にするのが、台所やリビングに「食べかけのお弁当」「空のコンビニ袋」「賞味期限切れの食品」といったモノが生活ゴミと一緒に放置された状態です。
長期間放置されると悪臭や害虫、カビの発生にもつながり衛生的にも深刻な問題に。
現場でたまにあるケースでブレーカーが落とされており、冷蔵庫の中の腐敗が進みウジ虫が大量に発生していたという事もありました。
3. 片付けられない理由は“モノ”ではなく“気持ち”
「なんでこんなにモノがあるの?」と第三者は思うかもしれませんが、実は多くの方が「捨てたいのに捨てられない」と悩んでいます。
過去の思い出が詰まっていたり、「もったいない」「いつか使うかも」といった気持ちが強く手放す決断ができないのです。
また、孤独感やうつ状態など心理的な要因が背景にあることも多く、「片付け=心の問題」と密接につながっています。
そのため、ただモノを処分するだけでなく、気持ちに寄り添った対応が求められている現状がございます。
4. 収納スペースはあるのに“使われていない”
意外とよくあるのが、「収納スペースが空いているのに、モノが床に積まれている」という状態です。
片付けの習慣が身についておらず、モノを一時的に置いたまま動かせなくなるパターンです。
また、奥に何が入っているかわからず、“空けるのが怖い”という心理が働いてしまう方も中にはいらっしゃると思います。
5. 本人は「ゴミ屋敷」だと認識していないことも
片付けのご依頼をいただくと、「家族が勝手に呼んでしまって…」「自分ではそんなに散らかっていると思っていない」というご本人の声を耳にします。
人は少しずつ変化する環境には慣れてしまうもの。毎日の積み重ねが“当たり前”になってしまうと本人にとっては異常ではなくなってしまうのです。
そのため、周りの人たちは無理に責めたりせず、「困っていることはないか」「一緒に整理できるところはあるか」といった寄り添いの姿勢が大切になってきます。
最後に「モノの山」の奥にある“こころ”を大切に
特にゴミ屋敷は単なる片付けの問題ではなく、「心のSOS」が表面化したものとも言えます。
片付けを通して生活環境を整えることは、同時に心の健康を取り戻す一歩にもつながります。
当社では、ただの片付け作業にとどまらず、お客様の気持ちや背景にも寄り添った整理・サポートを行っております。
もし気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
御見積りは無料です。