【コラム】何年も空き家を放置していませんか？空き家整理の重要性！！遺品整理・片付け・ゴミ屋敷清掃専門 カドリー株式会社
空き家を整理する必要性とは？放置した場合のデメリットを解説
親戚などが亡くなり、住んでいた家をそのまま整理せず放置している方もいらっしゃるのではないでしょうか。空き家の状態で放置していますと、何かと不利益が発生するため、整理する必要があります。本記事では、空き家を整理する必要性について紹介します。
1.空き家を整理しないとどうなるか
そもそも空き家を整理しない状態で放置していますと、どのようなトラブルが考えられるのでしょうか。発生する可能性のあるトラブルをいくつか紹介していきましょう。
1-1.不必要な出費
2015年より「空き家特別対策措置法」という法律が制定されました。この法律により、「特定の空き家」と指定されますと、固定資産税の優遇措置が受けられない、税金を多くかけられるなどのペナルティが発生します。ここで言われている「特定の空き家」とは、倒壊する危険性のある建物、衛生上よくない家というものが特定の空き家に指定されてしまうのです。
家は誰も住んでいないとどんどん腐敗が進んでいきますし、場合によっては倒壊の恐れがあります。このような状態を回避するためにも空き家を更地にする、売却、綺麗な状態を維持するなどして整理する必要があります。遺産相続で家を引き継ぐ場合、遠方に住んでいても、空き家の管理人として指定されてしまう恐れがあるので注意が必要です。
1-2.近隣住民とのトラブル
空き家を整理しない状態でそのまま放置していますと、異臭などを放ち近隣住民とトラブルになる可能性があります。それだけでなく、空き地を放置することで不良たちのたまり場になったり、ゴミの不法投棄をされたりすることもあります。こういう状態になると、近隣住民からクレームが来ることになるでしょう。
近隣住民とトラブルになった結果、裁判で訴えられる状況も考えられるので注意が必要です。場合によっては地方自治体から指導が来ることも十分にあり、指導を守らない場合は強制代執行により取り壊しの可能性もあります。
1-3.防犯
空き家はそこに誰もいない状態になっているため、犯罪に悪用されてしまう可能性があります。窃盗団の拠点などに使われてしまいますと、近隣住民への影響だけでなく、防犯上の問題があるので早急に解決しましょう。
2.空き家整理で必要なこと
以上のような問題から、空き家をある程度整理する必要があります。この時、大きく分けて2つの方法で整理が可能です。どちらの整理が最適なのかわからない場合は、次のようなことに注意して空き家整理をするように心がけましょう。
2-1.売却を視野に入れた整理
空き家自体を取り壊さずに売却することを検討しているのであれば、遺品を整理し、いつでも明け渡すことができる状態にする必要があります。この時、遺品を整理し、住める状態に改良しても、物件の売却先が見つからないことがあります。
遺品整理をした後に売却できないことがわかりますと、業者に依頼する費用や、整理をするための期間が無駄になってしまいますので、必ず不動産会社に家の状態を見てもらい売却できるかどうか検討しましょう。
2-2.取り壊しを視野に入れた整理
取り壊しを視野に入れた整理であれば、解体業者に依頼をしましょう。この時資材が売却して換金できる可能性もあります。そのような場合を視野に入れて、解体業者に依頼をする前に整理業者に依頼する方法もあります。
解体するのか、家をそのままにしておくのかによって整理方法が異なってくるため、整理をする前に必ず一度どのような方向性にすべきかを検討するように心がけてください。
3.業者に依頼する際に気をつけること
遺品整理は自分でやると時間がかかってしまいますので、業者に依頼しようと検討している方も多くいます。業者に依頼する場合は次のようなことに注意しながら、整理を行う業者を選定するように心がけてください。
3-1.価格
整理を担当する業者によって価格が大きく異なります。安すぎる業者に依頼しますと、適当な作業をする可能性がありますので、適正価格内でサービスを提供できる業者を選びましょう。地域によって価格が異なりますので、依頼を検討する前にその地域ではどの程度の予算で依頼できるのかを確認するようにしてください。
3-2.遺品整理士の有無
遺品の中には、正しい手順に沿って供養しなければならないものがあります。資格を持っている業者であれば、故人の大切にしているものを適切な方法で取り扱うことが可能です。資格を持っていない素人同然の業者に依頼をしますと、故人の思いをふみにじるような結果になりかねませんので注意が必要です。
3-3.口コミ
業者に依頼をする前に必ず口コミでどのような反応があるのかチェックするようにしてください。良い業者になれば、さまざまな口コミをチェックすることが可能です。一方で、偏った口コミがある業者は、口コミを操作している恐れがあります。このような業者に依頼しても、遺品整理に満足できない可能性があるので避けるようにしましょう。
口コミでは、スタッフ何名で対応するのか、どのようなことでトラブルが起きたのかなど、具体的な内容を中心に情報収集するように心がけましょう。
4.まとめ
空き家を整理する際は、今回紹介したポイントに注意して整理整頓する必要があります。故人の遺品整理ができない方は、遺品整理のプロに相談しましょう。
「カドリー株式会社」では、遺品整理士の資格を持つスタッフがお客様の故人様の大切な思い出を整理いたします。
福山市、尾道市、三原市、府中市で
遺品整理や片付け、ゴミ屋敷清掃でお困りの方は是非一度弊社にご相談下さい。
